加齢や病気によって身体機能が低下しても、住み慣れた自宅での生活を希望される方は大勢いらっしゃいます。
ご本人はもとより家族の方にも安心して快適に暮らしていただくための最善策を、総合的判断に基づいて提案させていただきます。
お客さまの身体機能が軽度から重度に悪化した場合、どうしても介助が必要になり自宅での生活環境が大きく変わってしまいます。今までどのように暮らしてきたか、これからどのように暮らしていきたいかをご本人やご家族の話の中から汲み取って、その場しのぎの対応にならないよう気をつけています。
レンタルをご利用のお客さまはモニタリングを通して顔なじみの方もおられます。毎日お会いすることはありませんが、間隔が開いていることで状態の変化がよくわかります。病気と症状の医学的知識も学びつつ、ご自宅での快適な暮らしを提案させていただきます。
この仕事で一番嬉しいのは、感謝の言葉をいただけることです。お客さまご本人からもありますし、ご家族の方からもあります。忘れられない記憶として、ケアマネジャーさまからご紹介いただいたご高齢の方がおられました。車イスが合わなかったようで、同業社が何社も入れ替わっていたそうです。
実際にお会いしてみると、狭い間口を通ることを優先させたためか、車イスと身体のバランスが取れていません。オーダーでないことを伝え、一番優先させたい希望を伺って提案させていただきました。 言われるままに商品を届けるのでなく、プロとして対応したことを評価してくださり最期までおつき合いくださいました。
営業の前はお客さまに納品したレンタル商品の点検を行うモニタリング業務に携わりました。最初は移動用リフトなど触ったことがなかったので扱い方さえわかりませんでしたが、自社商品のため事前に学ぶことができ、商品知識もそのときしっかり頭に畳み込むことができました。
リフォームは同社グループ内の一級建築士が施工しますが、ある程度の建築知識がないと情報共有ができず、話し合いでの理解が深まりません。病気における身体機能への影響についての知識も必要になりますので、それらの勉強も一緒にするように心がけています。
リフォームで介護保険を使う場合、改修費補助の制限があります。ご本人のご希望を第一に、ご家族やケアマネジャーさま、病院関係者のかたがたの意見もよく聞いて、福祉用品のレンタルか住宅改修か、そしてその場合どういった方法がいいかを判断をさせていただいております。
高齢者の方は長年の生活から、ご自分では不便とは思わずに暮らしておられますが、福祉用具でのサポートや住宅改修で不便が解消されるとたいへん喜ばれ、たくさんの感謝の言葉をいただきます。それは私にとって何よりの生きがいであり、「いい仕事だなあ」と心の底から嬉しさが涌き上がってきます。
1. スタッフ一人ひとりが、高い意識で働いている
2. 高齢者・障がい者専門
3. 一級建築士×あんしん専門スタッフ×各地域で最適な業者のチームワーク
4. 20年以上の経験とノウハウ、そして知識
5. 1700件を超える確かな実績
※右の写真は、一級建築士 川添
例えば、あるお宅にて担当するケアマネージャー様からのご依頼がありました。
トイレでの立ち座りやお風呂での入出が、加齢により困難になり、生活に支障を来しているとの事でした。この様な事例では、まずは、担当するケアマネージャーさまから状況等をお伺いし、予めどのような機器が最適か、施工が必要か否かなどを検討します。内容に応じ、一級建築士や工務店なども交えながら検討します。
その後、予め想定し用意した機器などを持ち込み、ケアマネージャーさま、ご本人様立ち会いの下、様々に考えられる状況をシミュレーションしながら、最適な方法を検証します。